西海岸労使交渉-運行停止が解除される-カリフォルニア州オークランド港

OICT(オークランド国際コンテナターミナル)で11月15日に発生した港湾のオペレーターによる船舶の運行停止の行動は夕刻には解除され、夜間のオペレーションは通常に戻った。

背景には港湾の組合と別組織であるIAM(国際技術工協会)との業務内容の棲み分けが不十分ということで港湾側が運行を止めた経緯があるが、今後も話しあいを続けるということで当面は落ち着くと見られる。

しかし、潜在的には交渉が硬直状態にあり、進展が見られないことから来る焦燥感も見られ、今後の動きには注意が必要だ。